放射性物質拡散予測(放射能汚染飛散予想マップ。ドイツ気象庁の予報)
【ドイツ気象庁等の海外の予測マップ】
(地図)
・海外の放射能拡散予測サイト集 - NAVER まとめ
海外では盛んに上記のような福島第一原子力発電所を中心とした放射能拡散予想mapが報道されています。なのに日本国内には情報が少なすぎます。
ドイツ気象庁が作成した福島第一原発の放射性物質拡散予報地図は次の公式HPの中にあります。
(拡散予測地図)
・Wetter und Klima - Deutscher Wetterdienst -- Startseite
(地図)
・週刊女性自身掲載のホットスポット・マップ
【NHKの放射能汚染マップ】
(地図)
・NHK ETV特集「ネットワークでつくる放射能汚染地図」の動画と詳細
*民間の調査では、福島市などで高い放射線量が測定されたとされています。
(地図)
・2012年3月11日までの推定積算値放射線量の分布図(朝日新聞)
*1年後の放射能汚染MAP。
【千葉県のホットスポット】
(地図)
・武田邦彦 (中部大学): 柏、松戸、流山、三郷のホットスポット
*民間の調査では、千葉県の流山、松戸、三郷、柏市などで高い放射線量が観測されました。ホットスポットとは、局所的に放射線量が強くなっている場所を指します。
【日本政府、気象庁の放射性物質拡散シミュレーションを公表せず】
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、気象庁が放射性物質の拡散予測を連日行いながら、公開していなかったことに関し、枝野官房長官は4日午後の記者会見で、「少なくとも隠す必要のない情報。誤解を生まない説明を付けて、公表すべきだった」と述べた。
・気象庁拡散予測「公表すべきだった」…官房長官 : 社会 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)
気象庁のシュミレーション・マップを公表しなかった理由はなんなのでしょう?
隠されるとかえって気になってしまいます。
【SPEEDIの放射能汚染マップ】
政府から3月中に公表された放射能汚染範囲マップは以下のものです。
(地図・原発事故後2週間で半径40キロが汚染範囲に)
・SPEEDIによる甲状腺の内部被ばくの試算:asahi.com(朝日新聞社)
*削除されました(2012年3月24日)
上記は2011年3月24日時点の積算。(緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム)
すでに日にちが経過していますので、汚染範囲はさらに広がっていると考えられます。
【正確な放射能汚染マップの公表を】
私たちが放射能について過敏になっているのは、政府の情報提供不足によるところが大きいように思います。
「わからない」ということは、不必要に不安をあおります。
水道水、土壌、野菜、牛乳、牛肉、魚・・・
飲食物が果たして安全なのかも気にかかります。
情報の開示が不正確だったり遅かったりすることがミネラルウォーターの買い占めなどにつながっているのではないでしょうか。
せっかく気象庁が予想をしてくれているのに、それを知ることができないのはもったいないことであると思います。
正確で最新の情報を公表し、それによって我々が行動の判断ができるような環境を早くつくってほしいですね。
【関連記事】
・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110327/p1:title=本当の放射能汚染範囲は半径50キロ以上【福島原発、地図、対策】]