【IGZO】シャープの虎の子「イグゾー」開発秘話
【IGZO:シャープの虎の子「イグゾー」開発秘話】
劇的な省電力を実現した液晶技術・イグゾー。
開発の経緯は偶然だったと言います。
2008年に高精細の液晶開発を目指して研究を始めた時点では、イグゾーの「省電力」という特性は分かっていませんでした。研究員が電源を切って帰宅する際、画面が光り続けているのを偶然発見。電流を止めても光を発し続ける性質に気付き、「自動車のアイドリングストップのように、劇的に省電力化できるのでは」というアイデアが浮かんだのだそうです。
(ソース)
・毎日新聞:ひと:松尾拓哉さん 液晶パネル「IGZO」開発リーダー
(2013年1月5日)
http://mainichi.jp/opinion/news/20130105k0000m070106000c.html
経営危機におちいっているシャープではありますが、社員には、優秀な人が結構いそうな雰囲気です。経営陣さえしっかりしていれば、液晶分野でシャープが独り勝ちしていたかもしれませんね。