今後の株価は楽観的?シャープ、200円回復。クアルコム出資で

【今後の株価は楽観的?シャープ、200円回復】

シャープの株価が、9月28日以来、2カ月ぶりに200円台を回復しました。
ご存じのように、米クアルコム社から100億円規模の出資が決まったことが好感されています。

(ソース)
msn産経ニュース:シャープ株、2カ月ぶり200円台回復 米社出資など好材料続き
(2012年12月7日)

クアルコム社とは、アメリカの携帯電話関連の通信技術開発企業です。

(参考)
wikiクアルコム
 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%B3%E3%83%A0

(株価)
・シャープ(ヤフーファイナンス
 http://stocks.finance.yahoo.co.jp/stocks/detail/?code=6753.T

過去の記事で触れましたが、シャープは、鴻海に海外3工場売却する方向とされています。もし商談が成立すれば、譲渡価格は550億円程度の見通しで、資金繰り的にはプラスです。

シャープ、鴻海に海外3工場売却へ。倒産の可能性回避?(2012年12月)

ただ、500億円前後の資金が調達できても、2013年3月期の赤字見込みは4500億円。焼け石に水なのです。

結局のところは、国の支援があるかないかが、シャープの命運を決するように思います。