パナソニックの格付けを、ムーディーズが2段階引き下げ!今後の株価は?

パナソニックの格付けを、ムーディーズが2段階引き下げ】

ムーディーズ・ジャパンは、11月20日、パナソニックのシニア無担保長期債務格付け・長期発行体格付けをBaa1からからBaa3に2段階引き下げました。ムーディーズは、「パナソニックの財務プロファイルの早期改善が難しくなる可能性がある」と評価しているそうです。

(ソース)
・ロイター:パナソニックの格付けを2段階引き下げ=ムーディーズ
 (2012年11月20日)
 http://jp.reuters.com/article/technologyNews/idJPTYE8AJ04K20121120

過去の記事で触れましたが、パナソニックは、2012年度の1年間で1万人程度を削減する計画だと言います。しかし、気になるのは、今回の削減の大半が中国など海外の現地法人の社員だということです。

パナソニック、リストラ1万人!今後 株価は上昇するのか?(2012年11月)

ライバルであるサムスン電子などは、安くていい製品をつくろうと努力しています。一方のパナソニックは国内の人件費が高いのが根本的な問題だと思います。

人件費の問題が解決されない限り、今後の株価の見通しは悲観的であるように思います。