【チャイナリスク】日本企業の「中国からの撤退コスト」は3倍?

チャイナリスク:「中国からの撤退コスト」は3倍?】

撤退コストが高くて、引くに引けない。
海外の進出する日本企業には、そんな「チャイナリスク」があると言います。

ニュースサイト「サーチナ」によれば、中国から撤退したいと申し出た場合、中国側の反応としては、次の5つのパターンがあると言います。

1、撤退させない
2、中国側投資者に日本持ち分を買わせ継続する
3、中国企業による買収
4、経済保証金の大幅増額を前提とした撤退承認
5、4をさせた上で撤退承認をしない

(ソース)
サーチナ尖閣問題、中国撤退コストは通常の3倍超の場合も、その裏側は…
 (2012年10月15日)
 http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=1015&f=column_1015_018.shtml

人件費が安いからという理由だけで中国に進出すると、いざ撤退するときに困るといったことが起こりやすいと言えそうです。

「経済保証金」では、退職金が大きいようです。こうした要素があるため、撤退コストは、他の国の3倍なのだとか。

海外での事業展開は、その国固有の「カントリーリスク」がつきもの。
各々の国のメリット・デメリットをよくよく調査・検討してから、海外進出する必要がありますね。


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