中国の「経済危機」「不動産バブルの崩壊」は、2013年?

【2013年、中国経済危機が起こる?】

2013年7月から8月にかけて、中国経済危機が勃発する。
こんな報告書を、中国政府系機関の専門家が作成したというのです。

報告書は、「中国国務院発展研究センター資源と環境政策研究所」の李佐軍副所長が、2011年9月17日に行った講演内容だとされています。

李副所長によれば、中国経済危機は、次の4つの要因で起こると言います。

・不動産バブルと地方政府の収支の不均衡による債務などの経済問題
・国際ホットマネーの撤退
・短期、中期、長期の景気循環定律
・第18回共産党大会の権力交代期間中、当局は、表面上の経済発展の安定を維持しようとする

(ソース)
・政府系学者「2013年中国経済危機勃発」
 http://www.ntdtv.jp/ntdtv_jp/economy/2012-08-31/897152801442.html

中国経済の実態・現状について、「不動産バブルの崩壊」や「海外からの投資資金の流出」は、よく指摘されることではあります。


【伝説の投資家、中国投資を控える】

2013年の景気後退については、伝説の投資家と言われるジム・ロジャーズ氏も予測しています。ジム・ロジャーズ氏は、米国が、2013年か2014年に再び景気後退に陥るという見通しを述べ、さらに、中国については、「投資を控える」と発言しているようです。

(ソース)
・ジム・ロジャーズ情報ブログ:ジム・ロジャーズインタビュー動画【テレビ東京
 (2012年9月19日)
 http://blog.jimrogers-fun.com/Date/20120919/

世界的な大不況ですので、中国も、その影響を逃れるのは難しそうです。


【関連記事】

・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120921/p2:title=【中国経済】日本への制裁、不買運動で、中国も危機に?(2012年)]