小出裕章先生の語る「4号機・燃料棒取り出しのリスク」とは?(福島原発)

小出裕章先生の語る「4号機・燃料棒取り出しのリスク」とは?】

「燃料棒を落とすと危険」。
京都大学小出裕章先生は、7月18日、ラジオ番組「たねまきジャーナル」の中で、福島第一原発4号機について、こう述べたといいます。燃料プールからクレーンで引き揚げ、移動させる最中に落としたらタイヘンだというのです。

具体的には、次のようにコメントしていると言います。

たとえば、つり上げている最中に使用済み燃料を落としたりするという可能性があるのですね。
そうなりますと、どうなるかという予測を立てるのは非常に難しいんですが、
落ちていった使用済みの燃料が、どこかにぶつかって燃料棒が折れるとかですね、
そういうことは十分あり得ることだろうと思います。
そうすると、燃料棒の中に閉じ込められていた放射性物質が外に出てきてしまう事になります。

以上、みんな楽しくHappy♡がいい♪:たねまきJ「福一4号機プールから燃料棒取り出し・大飯原発の断層」小出裕章氏(内容書き出し・参考あり)7/18
(2012年7月19日)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-2133.html

使用前燃料棒2本の移動が成功しても、作業完了までには、たくさんの障害を乗り越えなくてはいけないのですね。さらに、作業を始められるのは2013年。まだまだ先は長いです。

トラブルなく、無事に完了してくれたらいいのですが。