【新米の検査結果】宮城県産(登米市)の米、11.6ベクレル(セシウム 放射能)

【宮城の新米、最高11.6ベクレル】

前回の記事では、宮城県産の飼料米の検査結果について書きました。栗原市飼料米は最高26ベクレルという結果でした。

【お米】宮城県の新米 セシウム 放射能 検査結果(宮城)

今回は新米です。宮城産(登米市)の新米については、最高1キロ当たり11.6ベクレルでした。

登米市は(2011年8月)15日、市内6カ所の水田で採取した土壌と稲体(茎葉と稲穂部分)のそれぞれ6点の放射性セシウムの測定値を発表した。土壌の数値は作付け制限基準値の1キログラム当たり5000ベクレルを大幅に下回る同53〜170ベクレル。稲体は「不検出」から1キログラム当たり最大11・6ベクレルだった。

東日本大震災登米の土壌・稲、セシウム汚染低く 市「安心して提供」 /宮城 - 毎日jp(毎日新聞)より。

稲わらではびっくりするほどの数値のセシウム汚染が検出されました。しかし、稲の方は、今のところ心配のないレベルのようです。


【170ベクレルの土壌から11.6ベクレルの稲】

興味深いのは、登米は土壌のセシウム濃度についても公表している点です。11.6ベクレルが検出された土壌は170ベクレルのセシウム汚染状況でした。今後の予測をするうえで、貴重な情報になりそうです。他のデータとしては、登米市南方町は、土壌汚染が123ベクレル、稲のセシウムは、8.0ベクレルです。セシウムの土壌から稲への移行係数は最大0.1といわれています。今回の結果を見ると、確かにそうなっていることがわかります。なお、細かい内容は登米市の公式HPに掲載されています。

(参考)
登米市/登米市内の放射線測定値のお知らせ

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