【地図】放射能汚染範囲累積マップ(積算値20ミリシーベルト以上)

ようやく放射能汚染マップの基準が決められましたね。年間累積で20ミリシーベルトが避難範囲となることに。


【最新の年間積算値予想・放射能汚染マップ】 2011年4月19日更新


(地図)
最新年間累積値予測・放射能汚染マップ(時事ドットコム)
 *1年後の放射能汚染MAP


2011年4月12日、福島第一原発の事故は最悪のレベル7であることが日本政府によって発表されましたね。これでようやく今回の原発事故の真実の姿が見えてきました。



飯舘村は計画的避難地域】


飯舘村には毎時10マイクロシーベルトを超える放射線量が観測されている場所があります。最も高い地点では毎時24マイクロシーベルト、隣接する牧草地で毎時30マイクロシーベルト
放射線量は、木造家屋の中では40%、車内で80%、コンクリートの建物の中では10%にまで遮蔽(しゃへい)されます。


参考)
中日新聞:飯館村に屋内退避を提言 京大助教ら、現地で放射線量調査:社会(CHUNICHI Web)



飯舘村以外も避難地域に】


SPEEDIの地図では、100ミリシーベルト放射能汚染地域が少なくとも40キロ圏に渡っている可能性が強いことが予測されます。
木造建築で40%しか放射能が遮断されないなら、汚染地区はもっと広がります。

注意したいのは、たとえ20ミリシーベルトでも、何十年も被曝し続けると癌になる危険が大きいかもしれないということです。京都大学小出裕章助教授によれば、人間が100歳まで生きると仮定した場合、1年間で20ミリシーベルトならば、一生の間に5人に1人がガンになるというのです。

小出裕章 (京大助教) 非公式まとめより。

今後速やかに放射能汚染マップが公表され、住民の皆さんが正確な判断ができるような環境になることが望ましいのではないかと思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20110327/p1:title=本当の放射能汚染範囲は半径50キロ以上【福島原発、地図、対策】]