【徹底検証】 預金連動型住宅ローン 【メリット・デメリット】
預金連動型住宅ローンには、一般的に、次のようなメリット・デメリットがあると言われます。
〇メリット
・預金が住宅ローンの残高以上なら金利が0%に
・住宅ローン減税が適用になる
・手元資金が確保できるので安心感が得られる
〇デメリット
・金利が高い
・預金については利息がつかない
・預金がある程度ないと恩恵が少ない
■預金連動型住宅ローンとは
預金連動型住宅ローンは、預金が住宅ローンの残高以上なら、金利が0%になります。
たとえば、東京スター銀行に預金を2000万円していて、住宅ローン残高も2000万円であれば、金利がかからなくなります。東京スターの住宅ローン「スターワン」の場合、預金をすると、繰り上げ返済をしたのと同じ効果が期待できます。住宅ローン残高よりも預金が少ない場合でも、預金分には金利がかかりません。預金を増やしていき、預金額とローン残高が同じになった段階で、金利が0%になります。
なお、預金はいつでも引き出すこともできます。この「手元資金があるという安心感」が得られることも好評なようです。
このタイプの住宅ローンは、東京スター銀行のほか、関西アーバン銀行、北日本銀行、山陰合同銀行、西武信用金庫といったところがあつかっています。
■スターワンの金利ってどれくらい?
東京スターの公式ページによれば、本日時点の金利は次のとおり。
・変動金利型:2.400%
・固定金利型(3年):3.000%
・固定金利型(5年):3.100%
・固定金利型(10年):3.300%
■留意事項
NAVERまとめの口コミ情報ですと、「頭金が30%必要」とか「つなぎ融資はなし」といったことがあるようです。また、預金がある程度ないと、メリットは少なくなるという指摘もあります。
(参考)
・NAVERまとめ:預金連動型住宅ローン(東京スター銀行)の注意点
■口コミ・評判
預金連動型住宅ローンの口コミ・評判をチェックしたり、ちょっとした疑問を解消するには、Yahoo!知恵袋が便利です。
検索結果を見てみますと、「預金連動型住宅ローンを検討中ですが、メリットとデメリットをご存知の方いらっしゃいませんか」といった相談が寄せられています。
回答を見てみますと、メリットとしては、「住宅ローン控除が(「借入残高−預金残高」ではなく)「借入残高」そのものに対して適用できるため、通常の繰上返済ローンよりもお得」、デメリットとしては「通常のローンに比べて金利が高い」といったことが挙げられています。
(参考)
・Yahoo!知恵袋:預金連動型住宅ローンを検討中ですが
〇 Yahoo!知恵袋:「東京スター 住宅ローン」の検索結果
こちらの検索結果については、手元に現金が残るのは心強いとの声が見受けられます。ただ、留意事項としては、「メンテナンスパック」という制度があり、ローン残高に対して年率 0.300% 0.504% 0.702%のいずれかの金利は支払わなくてはならないという声が見受けられます。
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