【徹底検証】東京個別指導学院 vs 個別教室のトライ(口コミ・評判)

個別塾の大手として比較的よく知られているところとしては、ベネッセグループの東京個別指導学院(TKG。関西、京都個別指導学院)や個別教室のトライがあります。今回の記事では、この2つの個別指導塾にスポットを当てて、特色をまとめてみました。


■先生の指名ができる「東京個別指導学院」(TKG)

東京個別指導学院の最大の特色は、先生の指名ができること。私は個別塾の塾長をしていたことがあるのですが、個別で成績が上がるかどうかは担当の先生次第と言っても過言ではありません。個別塾は、先生と生徒の相性がよく、先生の教え方がうまい場合、生徒の学力が上がりやすいのです。

これは個別塾に限りませんが、いい先生に当たったために成績が上がったり、イヤな先生に当たったばかりにその教科が苦手になってしまうということがよくあります。個別では先生と生徒の距離が近いので、さらに影響が大きくなります。なので、先生が指名できない塾よりは、指名できる塾の方がおすすめです。

電話して聞いたところでは、教材は持ち込み可。進研ゼミの教材を使って授業をしてもらうこともできるとのこと。形式は、先生1人対生徒1人、先生1人対生徒2人の選択ができます。


■マンツーマン指導が強みの「個別教室のトライ」

個別塾に通う場合、理想は「先生1人 対 生徒1人」の個別指導です。個別指導塾といっても、「先生1人対生徒1人」から「先生1人対生徒3人」など、形式がいくつかあります。

実際に教えてみた経験からすると、効果的なのは1対2までだと思います。たとえば90分授業で1対3ですと、1人の生徒にかけられる時間は30分程度。説明も中途半端になりがち。とくに、勉強が嫌いだったり、苦手科目だったりする場合、1対2だとロスが出てしまうことがあります。先生がもう一人の生徒に教えている間、勉強をさぼったり、分からない箇所でつまずいたまま5分、10分勉強が止まってしまうといったことがよく起こるためです。

1対1は、授業料はちょっと高くなってしまうのですが、検討する価値はあると思います。群馬の教室に電話して聞いてみると、自習室もあるとのことでした。


東京個別指導学院ってどんな塾?

株式会社東京個別指導学院は、東京・神奈川・埼玉・千葉・大阪・兵庫・京都・愛知・福岡で、東京個別指導学院・関西個別指導学院・京都個別指導学院の名称の学習塾(196教室・生徒数24,500名前後の直営校)を展開している株式会社。通称TKG(Tokyo Kobetsushido Gakuin)。ここ数年は個別指導一本に絞って成長しています。2007年5月、株式会社ベネッセコーポレーションと資本・業務提携。2007年には、ベネッセコーポレーションが株式公開買付けを実施し、連結子会社しました。

(参考)
wiki:東京個別指導学院


■個別教室のトライってどんな塾?

個別教室のトライは、株式会社トライグループが運営しています。トライグループは、「家庭教師のトライ」でも知られていますね。

1987年に、平田修氏(現会長。元女優の二谷友里恵現社長の夫)が「富山大学トライ」を創業。1990年代に、全国各地にネットワークを広げました。wikiによれば、総生徒数は90万と言われています。初代社長平田氏は、テレビCMや新聞への折込チラシなどを積極的に行い、知名度をあげました。現在も人気のアニメやドラマ、芸能人とコラボレーションしたCMに起用しています(2011年はAKB48)。家庭教師派遣、人材派遣業も展開。2013年1月には、事業を拡大し大人をターゲットにしたサービス「大人の家庭教師」をスタートしています。

(参考)
wiki:家庭教師のトライ

両校の口コミ・評判は、Yahoo!知恵袋などである程度調べることができます。


以上、両塾の特色をまとめてみました。どちらの塾も無料体験授業ができます。いくつか体験授業を申し込み、先生との相性も確認したうえで個別塾を決めるといいと思います。


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