武田邦彦教授ブログ:「福島第一原発4号機が倒壊しても、避難の必要なし」

原発の専門家・中部大学の武田邦彦教授は、最新のブログで「福島原発4号機が仮に倒壊しても、避難する必要はない」という見解を示しました。

ブログの記事は、1月21日のもの。四号機が倒壊した場合、放射性物質は飛散するが、3月の拡散量と比較すれば10分の1以下、と推定しています。

以下、武田先生のblogからの引用です。

落下した燃料棒はかなり損傷しますから、そこから放射性物質が飛散しますが、これも3月の飛散量に比べれば、多くても10分の1以下にとどまるでしょう。従って、4号機の崩落は「逃げなければならない状態にはならない」と考えられます。

武田教授のブログ2012年1月21日(4号機とセシウムの基礎知識(5) 危険性)

ただし、情報収集すると、原発から半径250キロで避難が必要、とする専門家もいますので、引き続き注意が必要だと思います。


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・[http://d.hatena.ne.jp/rakkochan/20120105/p1:title=【まとめ】福島原発4号機の倒壊と東日本終了の可能性]